世の中には様々な手続きがありますが、それを行う人全てが初めは初心者です。中には都合上何度も手続きをしてベテランと言える人もいらっしゃいますが、債務整理に関しては一般人の中でベテランと言える人はいないでしょうし、むしろいない方が良いとは言えます。債務整理というのは、要は借金を返せなくなったときに行う手続きですが銀行や消費者金融等を相手に立ち回らなければなりません。その場合、初心者では上手く言葉が出てこなかったり、それ以前に何をどうしていいかわからないものです。

また、できるだけ費用をかけずに債務整理を行うためには自分で手続きを行うしかないということが言われていますが、冷静に考えてみるとこれは銀行や消費者金融と直談判しなければならないということでもあります。果たして交渉のスキルがない人がこれを上手く遂行できるでしょうか。こうした不安要素を考慮すると自分で手続きを進めるのがどれだけ困難なことか分かります。特に初心者であれば流れすら把握できませんので次にどう動くべきかも分からず時間がかかってしまいます。

一方弁護士に債務整理の手続きを依頼すると、取り立ての電話がかかってきた時にどこの事務所の何という弁護士に依頼したという旨を伝えるだけで、後は弁護士が引き受けてくれます。確かに数十万円という料金はかかってしまいますが、様々な扶助制度もありますので初心者であればそうしたものを利用して弁護士に依頼する方が、それこそ滞りなく債務整理を遂行できます。